はじめまして!FOCUSメンバー 琉生です!
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さてさて、今回記事を書くにあたって私がFOCUSする話題はこちら

「芥川賞・直木賞」!

文学界の中でも特に影響力を持つこの賞。有名ですよね。テレビや新聞でよく見かけますし、私も毎年楽しみにしています。
しかし、このふたつの賞の違い言えますか…?
名前…?作風…?
意外と知らないものなんです!
今回は2つの賞の違いについて書いていきたいと思います!

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[2つの賞の違いって??]


さて、芥川賞・直木賞の違いを説明していきたいと思います。
このふたつの違いはとてもシンプルです。

芥川賞→純文学が選考基準になっている、新人作家の文学賞
直木賞→大衆文学が選考基準になっている、新人及び中堅作家の文学賞

です!意外とシンプルですよね。
純文学と大衆文学という点は知ってても、作家の基準は知らなかったという人も多いのではないでしょうか。

[純文学と大衆文学の違い]


先程出てきた、「純文学」と「大衆文学」という言葉。聞き馴染みはあるでしょうか。
近代から現代まで幅広く読む!という本好きの方からしたら常識ではあるのですが、そうでない方だとわからないものです。(私も最初はわかりませんでした…笑)
軽く説明をすると、

純文学→「娯楽性」よりも「芸術性」に特化した文学作品。大衆文学に比べると少し文章が難しく感じるかもしれません。日本史などの教科書なんかに「○○派」と紹介された作家はだいたい純文学作家です。ただ、最近は大衆文学との境界線は曖昧になっているみたいですね…

大衆文学→純文学よりも、娯楽性や商業性を重んじる文学作品の総称。自由な作風が特徴です。かなり大きく言ってしまえば、エンターテインメント作品です。ただし、現在自らを大衆文学作家と称する人は少なく、また以前の大衆像と現在の大衆では大きな違いが生まれていることから、大衆文学と表記するのは少し古くなってきています。

ここまでの説明は、とてつもなく噛み砕いているため「厳密に言うとゴニョゴニョ…」のようなものが多く含まれています。というのも、本当に最近は2つの違いが曖昧になってきているようで、お偉いさんの中でも結構議論されているみたいです。
もっと詳しく知りたい…!!という方はぜひもっともっと調べてみてください!違いを書いた書籍や、それぞれを詳しく述べた書籍が沢山ありますので…!!

[それぞれの第一回受賞者 最年少・最年長受賞者]


おまけとして、ちょっと面白いものをご紹介。
それぞれの第一回受賞者、最年少・最年長受賞者です!

芥川賞 第一回受賞者 石川達三 『蒼氓』(1935年4月)
最年少受賞者 綿矢りさ 『蹴りたい背中』(2004年19歳)
最年長受賞者 黒田夏子 『abさんご』(2013年75歳)

直木賞 第一回受賞者 川口松太郎『鶴八鶴次郎』(1934年10月)
最年少受賞者 堤千代 『小指』(1940年22歳)
最年長受賞者 星川清司 『小伝抄』(1990年68歳)

綿矢りささんとダブル受賞で、『蛇にピアス』で賞を取った金原ひとみさんも20歳ととてもお若い…才能ってすごいなぁ…
気になったら書店などでお買い求め下さいね。
ちなみに私は中学一年生の時に蛇にピアスを買って読みましたが、当時はわけがわかりませんでした。この記事を書くにあたり読み返しましたが、なかなか面白い…やはりちょっと大人向けでした(笑)

戦後の直木賞受賞者で最年少となった朝井リョウさんは23歳での受賞になりました。受賞作は『何者』です。『桐島、部活辞めるってよ』でご存知の方も多いのではないでしょうか。(実は私は読んだことない…読まなきゃ…)

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さてさてここまで書いてきましたが、芥川賞・直木賞の違いはわかりましたか??
芥川賞・直木賞は作家の人生を大幅に変えると言われています。受賞する1秒前と受賞した1秒後では見える世界が違うそうです。それだけ権威のある賞だということですね。

個人的に、
小学館発行 柳本光晴 作 『響』
という漫画は、作家を通しての文学の世界をとても面白く魅力的に描かれていてとても好きです。作中にも、この2つの賞が出てきます。気になった方はぜひ読んでみてください!
(小説の書き手とかも興味を持ってもらえればうれし…)

文学の世界はいつでもあなたを待っています!
今日からでも、なにか一冊読んでみてはいかがですか??
もしかしたらあなたの人生を変える一冊になるかもしれません。