
最近、謎と聞いた瞬間に反応してしまう秋世です。
今回は謎は謎でも、ナゾナゾにFOCUSを当てていきたいと思います。
皆さん大好き(?)なぞなぞですが、その中でも最も有名だと思われる謎をご紹介致します。
では、問題です
朝は四本足、昼は二本足、夜は三本足。
この生き物は何か?
このなぞなぞはスフィンクスのなぞなぞと言われ、その名の通りスフィンクスが通りかかった者にこの謎を出し、答えられなかった者を食べてしまうというものです。
出典はギリシャ神話。ギリシャ悲劇の中でも傑作と名高いソフォクレス作のオイディプス王の物語を知らない方も、この謎はご存知なのではないでしょうか?
オイディプスの物語
オイディプス王はエディプスコンプレックス(日本で言うマザコン)の由来となったもので、実の父を殺し実の母を妻にし、破滅していくオイディプスの話の一部を戯曲にしたものです。
オイディプスの父は高名な予言者に「お前の子がお前を殺す」と予言され、家臣に殺すように命じるのですが運良く拾われオイディプスは何も知らぬまま隣国の王夫妻に育てられます。
そして大きく育ったオイディプスもまた予言者に「お前は父親を殺す」と言われ、殺さぬために旅に出ます。
その旅の中、偶然出会った実父を名も知らぬまま殺し、予言が当たってしまいます。
そうとは知らぬオイディプスは旅を続け、スフィンクスに問われたこの謎に「人間」と答え、スフィンクスを倒します。
スフィンクスを倒したオイディプスは英雄として、帰らぬ王の代わりに国を治めます。
その帰らぬ王というのが、オイディプスの殺した実父であり、結婚した王妃が実母であり、これが悲劇の始まりになるのですが……
なぞなぞの答え
そう、スフィンクスが問う謎の答えは人間です。人の一生を一日に表したものと言われています。
朝は赤子が四つん這い(ハイハイ)の状態で歩き、昼は大人になり二足歩行し、夜は老人となり杖をついて歩く、というものです。
ポイントとしましては、足の本数が変わる動物も少なく、奇数本の足の数も稀であり、杖を足としてカウントすることでしょうか。
いかがでしたか?
オイディプスの話に関しましてはかなり省略したものになっておりますので、是非ご興味のある方は調べてみてくださいね。
結末はキミの目で確かめてくれ!(一応色々とアレな話なので気をつけてください)
では、最後に一言。
ボンボエリカ虫!
ほななー