稲野です。
突然ですが「セレンディピティ」という言葉をご存じですか?
セレンディピティ(英語: serendipity)とは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。簡単に言えば、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることです。
セレンディピティはイギリスの政治家・小説家であるホレス・ウォルポールが1754年に生み出した造語で彼が子供のときに読んだ『セレンディップの3人の王子』という童話から来ています。

なぜこの話をしたかというと、身近にあるものがセレンディピティによって生まれていることをお伝えしたいからです。
今回はその中でも有名なものをご紹介します。

|「付箋」

メモ書きを一時的に貼り付けることのできる付箋は偶然生まれたものです。
1969年、アメリカの化学メーカー「3M」の研究員であるスペンサー・シルバーは強力な接着剤を開発中に、たまたま非常に弱い接着剤を作り出してしまいました。この弱い接着剤は使い道がなかったんですが、1974年に同社研究員アーサー・フライが本の栞に応用できないかと思いついたところから付箋が誕生したのです。

|「電子レンジ」

マイクロ波を照射して水分子を繋ぐ振動子にエネルギーを与えて分子を回転・振動させて温度を上げる電子レンジもセレンディピティの話がよく聞かれます。
1945年にアメリカ合衆国のレイセオン社で働いていたレーダー設置担当の技師パーシー・スペンサーによって開発されました。
装置の近くに立っていた彼のポケットの中のチョコバーが溶けていたことを偶然発見した。サンドイッチを置いておいたら、加熱調理されていたところからヒントを得たとされていますが、実際は入念な研究によるものともされており、定かではないそうです。
ですが、きっかけは存在すると思うので、チョコバーの話が本当であればセレンディピティのいい例と言えるでしょう。

|「面ファスナー」

面ファスナーというと聞きなじみがないかもしれませんが、いわゆるマジックテープのことです。
スイスのジョルジュ・デ・メストラルが1941年にアルプスを登山したとき、自分の服や愛犬に貼り付いた野生のゴボウの実をヒントに、1948年に研究を開始しました。

|まとめ

セレンディピティの例はこれだけではなくたくさんあります。
失敗や偶然は決して無駄ではないんですね。

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